ナル「みなさんこんにちは、やまもとまりあですっ♪」
アチョ「ぶっ殺す」

＊編集者註：山本麻里安（やまもとまりあ）とは人気若手声優のひとり。ナルは上記セリフで某地方局アニメ紹介番組の冒頭をモノマネしている。もちろん＜ナル＞は男である。

ナル「はじめにお名前をお願いします」
アチョ「以前付き合っていた女性には＜エロエロマン＞という字（あざな）で呼ばれていました」
ナル「い、いえ、ハンドルネームについて…」
アチョ「あ、そっちか。聖賢アチョ夫と申します」
ナル「どっちだよ…で、名前の由来は？」
アチョ「ゲームのタイトルからです」
ナル「スパルタンＸ…いわゆる＜聖拳アチョー＞からですか？」
アチョ「はい」
ナル「バカですね…いえ、ところで趣味は何ですか？」
アチョ「最近は＜AKIBA MUSIC＞中毒になってます」
ナル「＜AKIBA MUSIC＞？ユダヤ教のラビ、＜アキバ・ベン＞の曲ですか？」
アチョ「なんでやねん。アニメソングとかです」
ナル「なるほど。で、なんで＜AKIBA MUSIC＞って言うんですか？」
アチョ「私は７０〜８０年代までのアニメソングが好きだったんですが、最近のアニメは一般のアーティストを起用することが多くなってしまってアニメソング本来の良さが無くなってしまった感があるんですよ。で、アニソンももう卒業だな、と思っていたら、KOTOKOさんとかが出てきて」
ナル「彼女、元は美少女ゲームの主題歌とか歌っていた人ですよね」
アチョ「はい、それで私、ギャルゲーには全く興味が無かったんですが、KOTOKOさんのことがあったのでちょっと調べてみたんですよ」
ナル「それで？」
アチョ「で、良く調べてみるとその楽曲の作りはアニメソングにすごく近いんですね」
ナル「というと？」
アチョ「一言で言えばセンチメンタリズムの権化みたいな。普通はそこまで現実を無視しないだろう、みたいな」
ナル「よくわかりませんが、つまりハートフルだと？」
アチョ「う〜ん、ハートフルっていうか、ファンタジーって言うのかな…ちょっと言葉では説明しにくいです」
ナル「はぁ、それで？」
アチョ「そういった観点から、今までノーチェックだったギャルゲーや、あるいは美少女系アニメの主題歌なんかをチェックしてみたんです。そうしたらそれが良くて。で、それらの共通点を探すとアキバで売れるミュージックだなと思いまして」
ナル「ははぁ、それでゲームを含んだそういった楽曲を全体として＜AKIBA MUSIC＞と呼んでいる、と」
アチョ「はい。私だけかもしれないんですが」
ナル「お前だけかよ。いえ、つまり、＜AKIBA＞っていうジャンルだということですね」
アチョ「はい、＜モータウン＞みたいなものです」
ナル「うわ、すっごい都合の良い解釈の仕方ですね。で、今はそれに夢中だと」
アチョ「はい、おかげでネットラジオを徹夜で聴いてしまって睡眠時間がほとんどありません」
ナル「聴き過ぎだろ。それで、アチョ夫さんの今一番のお気に入りは何ですか？」
アチョ「買いたいのはKOTOKOさんとかですけど、川田まみさんもいいですし、CooRieさんとか、下川みくにさんとか、佐藤裕美さんとか、石田燿子さんとか、水樹奈々さんとか、千葉紗子さんとか、YUUKAこと南里侑香さんとか、栗林みな実（クリリン）さんとか、米倉千尋 （セン）さんとか、奥井雅美さんとか、佐々木ゆう子さんとか、yozuca*さんとか、angelaさんとか、Liaさんとか、良いですよ。ただ、岡崎律子さんの楽曲は聴いているとどうしても泣いてしまうので購入するか迷います」
ナル「どこまで言うねん」
アチョ「まだいっぱいこぼれている人がいるんですが。片霧烈…」
ナル「もうええわ」

＊編集者註：カッコ内はアチョ夫が勝手につけたニックネーム。ただ「クリリン」についてはジャリズムが名付け親かも。以下、参考URL。http://www.jah.ne.jp/shibuchu/ …えっと、意味不明ですまん。

ナル「はぁ…。私は全部わかりませんが、ゲームとかはされるんですか？」
アチョ「いや全然」
ナル「おい」
アチョ「私、＜AKIBA MUSIC＞が好きなのであって、ギャルゲーはかったるくてやってられません」
ナル「うわぁ…問題発言をしゃぁしゃぁと…」
アチョ「アニメは観るかもしれないですけどね」
ナル「ギャルゲーが嫌いな理由は？」
アチョ「嫌いっていうわけじゃないですが、＜サッカーくじ＞並に当たらないです」
ナル「…何て的確な表現を」

＊編集者註：ただし、アチョ夫いわく、「AIR」と「CLANNAD」だけはいつかチェックしなければならないだろうな、と思っているらしい。

ナル「それでは最後にあなたにとって幻想とは」
アチョ「唐突な質問だな」
ナル「すみません」
アチョ「幻想とは、＜エクスタシー＞です」
ナル「本日はどうもありがとうございました。」
アチョ「どうもでした」
ナル「以上、お相手はっ、やまもとまりあでした〜♪」
アチョ「ぶっ殺す」

＊編集者註：強引に落とした上に一部意味不明な個所があったことをお詫びいたします。また、万が一意味がすべて通じた方はすぐに心療内科にご相談ください。