占いと魔法とオタク
幻想自警団通信文Z
秘術CD占い
以下に幻想自警団秘術<CD占い>を紹介する。
道具
*準備するもの*
- トランプ(「プレイングカード」とも言う)一式(百円均一のもので良い)
- CD一枚(アルバムであること。シングル不可)
- プログラム可能なCDプレイヤー一台
基礎知識
*この占いに必要となる基礎知識*
幻想自警団でのトランプのスート(マーク)の並び順、
「スペード」→「ハート」→「クラブ」→「ダイヤ」
上記の順番を記憶せよ。
*記憶の例*
「頭スペード心臓ハート、股間クラブにダイヤは大地」など
術式
*手順*
- CDの収録曲数を確認する(12曲なら「12」)。
- トランプ一組(<デッキ>と言う)から数字順に収録曲数枚カードを取り出す。上記1の場合は12枚(AからQまで)を取り出す。13曲以下の場合は取り出すカードのスートは何でも良い。収録曲数が14曲以上の場合はスート順に曲数と同じ枚数だけカードを取り出す。
例:16曲の場合はスペードの13枚とハートのAから3までの3枚のカードを足した16枚を取り出して使う。同じように32曲ならスペードの13枚とハートの13枚にクラブのAから6までの6枚を足した32枚を取り出して使う。取り出すカードのスートの順番は最初に説明した「スートの並び順」に従う。
- 占うことを決めてCDをプレイヤーにセットする。
- 2で取り出したカードを質問を念じながらシャッフルし、山にしてまとめる。
- カードの山を上から一枚めくる。出たスートと数字から番号を計算し、それをCDプレイヤーにプログラム入力する。
解説:使うカードが13枚以下ならスートに関係無く出た数字がそのままCDプレイヤーに入力する番号となる。14枚以上なら前記スートの順番に従ってハートならカードの数字プラス13、クラブならカードの数字プラス26、ダイヤならカードの数字プラス39で計算し、その番号をCDプレイヤーにプログラム入力する。
良くわからなければ一度カードを前記のスート順で七並べの要領で並べてから左上を1番として右に向かって番号を振っていき、右端まで行ったら一段下がってまた左から14、15と番号を振っていけば、どのカードが何番かがすぐにわかるだろう。
- 上記5をあと二回繰り返す。
- ここから占いに入る。CDプレイヤーを再生し、音楽を聴く。一曲目に再生された曲は過去のイメージである。自分の過去を、再生された音楽のイメージにダブらせて想像する。感情の流れや人間関係などを音楽に従って想起していく。これまでにあったことなどを音楽のイメージに重ねながら心の中でまとめていく。
- 二曲目は現在である。上記7と同じ要領で、現在の自分のおかれた状況や立場、人間関係などをCDの楽曲に合わせて想起していく。音楽のイメージを使って想像を膨らまし、過去から現在への流れを読み取る。
- 3曲目は未来の象徴である。上記7、8、と同じく、音楽のイメージを掴みながら未来に起こるだろう事を想像していく。過去、現在からの流れで未来に起こりそうなことを音楽のイメージに浸りながら想起していく。
- 最終的な占いの判断を自分で考える。音楽で想起したイメージやモチベーションを大切にしつつ、これからの自分のあり方を判断する。
補足
この術式では基本的に3曲で「過去」「現在」「未来」のイメージを想起するが、その意味が取りにくい場合はもう一曲増やして(カードをもう一枚引いて)それを<キー・メロディ>として補足的な意味として考えても良い。また、タロットのように正位置、逆位置を判断したいならば、収録曲数の倍のカードを使ってスートの違いなどでそれを判断しても良いし、絵のついたカード(つまり裏がアニメのキャラクターだったりするもの)を使って実際に上下を判定しても良い。「いろは占い」と同じように一枚目を現在、二枚目を過去、三枚目を未来、と判断しても良い。その場合はCD再生のプログラムを間違えないように気をつけること。そもそもこの術式自体はシンプルなので、各自で使いやすいように改良するのは自由である。
また、音楽データ(mp3等)でも、それをプログラム再生できる環境ならCDでなくても占うことは可能だが、その場合は販売されているCDと同じか、同じ程度の曲数に絞ること。
万が一53曲以上収録しているようなCDの場合は見分けのつくトランプをもう一式用意し、それを53番以降のカードとして利用すると良い。ただし、常識的には10曲前後が普通だろうと思われる。
楽曲は、クラシックなどよりも恋愛などをテーマにした歌謡曲の方が意味を取りやすいかもしれない。反面、そういった歌謡曲は歌詞によって意味が限定される可能性もある。広い範囲の意味を感じたい場合はインストメンタルのCDなどを使うと良いだろう。
CDプレイヤー自体に付属している「ランダム再生機能」などは利用しない方が良い。機械による<ランダマイズ>はクセがあったり、再生順が結果的に同じだったり、真の意味での<ランダム>にならない。カードを使うのは真のランダムを求めるためであることを忘れないようにせよ。
実践例
*アチョ夫が実際にやった際の再現*
質問:「私(アチョ夫)はどうしたら<モイナ(仮名)>と結婚できるでしょうか」
- 使用するCDは「安全地帯ベスト(1)」総曲数12曲。
- カードをエースからクイーンまで抜き出し、シャッフル。スートは今回は12曲だったのでどのスートでも判断がつくため、<モイナ(仮名)>への思いを込めてハートのエースからQまでを選んで使用。
- 山にして上からめくって行く。
- 「Q、J、3」が出る(実際に出ました)。
- CDプレイヤーにその順番(つまり12、11、3の順)でプログラムする。
- 心を落ち着かせて<モイナ(仮名)>への思いを募らせながら再生を押す。
- 一曲目「微笑みに乾杯」別れた彼女のことを思い出して泣く。
- 二曲目「I LOVE YOU からはじめよう」なくさないで、愛を、忘れないで愛を。新しい愛を募らせ、泣く。
- 三曲目「熱視線」からっかぜみたいにふいにからまれたら、押し倒す(ぉぃ)。むり。泣く。
と、こんな感じです(泣く)。<ちゃんと占えよ
…いや、上記は冗談として(ぉぃ)ちゃんとやればちゃんとした占いになりますのでチャレンジしてみてください。大体普通のタロット占いも、これとやっていることは大して変わりませんので(本当かよ)。音楽がある分、ビジョンのイメージを取りやすいと思います。音楽を聴きながら色々と感じたりすると思いますので、そのインスピレーションを捉えてください。
ちなみに上記の占断例は参考にしないように(なら書くなよ)。
というわけで、上記占術で得られた結果を<想像の鍵>として、自分の行動を見詰めなおしてみましょう。新しい視点が得られるかもしれません。
2005/2/19
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