就寝は意外に難しい作業である。眠ろうとして眠れない、疲れているのに目が覚める、疲労が抜けない、など、就寝に苦労する人間は多い。幻想自警団ではこれについても、出来る限り最大公約数的に一般化した術式で、より良い眠りを実現させたい。
*手順*
注意:この手順のうち1から5までは血圧や循環器系に異常のある人間は行ってはならない。そういった人間は後述する<ヨガの眠り>や<光浸透膜リラクゼーション>を利用せよ。
上記手順で最終的に自然な眠りにつくことができるだろう。
以上である。
2005/3/11
上記手順6において、<爽快な朝>を想像する際には実際にその情景を思い浮かべながらステートメントを唱えると良い。その<爽快な朝>は現実でなくても良い。例えば「私は人のいない山の上にある古い洋館の静かな部屋の中で私が横になっている大きな柿木のベッドの中から左側の壁に見える白いフレームのクリスタルガラスがまぶしい両開きの窓には外から朝の日差しが差し込んでその陽光は私の体を優しく照らして暖めながら耳には小鳥とさわやかな風が春のハーモニーを奏でているのが聞えている」というような空想をしても良い。とにかく<爽快な朝>の<感覚>を掴めればそれで良い。言語はきっかけに過ぎない。要は感覚を実感することである。また、ここで<眠り>ではなく、<未来の目覚め>をイメージするのには理由があるが、ここではそれは解説しない。解説しない理由は単純に<その方が効果が高い>ためである。深く考えずに実践せよ。
2005/3/12