以下に占いの結果の判断方法を述べる。ただし、これ以外の意味付けを禁止するものではない。各自で工夫して意味を判断してもらいたい。
ケース1
完勝:菅原道真を倒し、盤上には自分の配下の駒しか残っていない場合
残った歩の数が今後ラッキーだと思って良い日数。つまり最高で八日はラッキーな気分に浸って良いことになる。一つも歩が残っていなかった場合は占いを行った翌日は一日中ラッキーな気分に浸って良い日となる。
また、残った歩のある方向が吉方。
ケース2
辛勝:菅原の道真(玉将)を倒し切れなかった場合(時間切れ勝利の時)。
残った自分の配下の歩の数から菅原道真(すなわち玉将)を除いた敵の駒の数を引く。その際ゼロまたはマイナスにならなければ完勝の場合のルールが適用される。ゼロまたはマイナスになった場合は占いを行った直後から、生き残った歩の数の時間だけラッキーだと思って良い(最高で八時間)。歩が一枚も残っていない場合は占術後8分間だけラッキーな気分に浸って良い。
更に、残った歩のある方向が吉方。逆に敵の駒がある方向は凶方。方位が重なる場合は中立。すなわち事無し。
ケース3
敗北:天皇を倒された場合
残った敵(玉将を除く)の数だけの時間、アンラッキーだと思って良い。また、残った敵の数掛ける百円を貯金。
ケース4
完敗:味方の駒が一つも無い場合
占術後12時間はアンラッキーだと思って良い。占いをやり直すのは12時間後まで禁止。その間、酒タバコ、博打、スイーツ(甘味)、高コレステロール食品は禁止。
ケース5
レアケース:最初の一撃で天皇が雷に打たれてしまった場合
プレイヤーは拳を振り上げて「我、神仏を尊びそれに頼らず!」と怒りながら叫んだ後、一度道具を全て仕舞い、顔を洗ってから再び占うべし。
ケース6
最後のトランプで落雷し、それが天皇を殺してしまった場合
腕立て10回。
ちなみに、ラッキーな気分でいられることと、本当にラッキーであることには科学的な相関関係は無い。ただ、もし万が一にも、オカルト的な関連性が働くならば、ひとつのラッキーが現実のラッキーを引き寄せる可能性もあるかもしれない。そのため、術者は自分がラッキーだと思う<きっかけ>としてこの占術を使用すると良い。
つまりは<ラッキーだと信じる>ことでラッキーを引き寄せるのが、この術式の最大の目的であると理解すれば良いだろう。
ただし、ラッキーだからと調子に乗ってギャンブルなどに手を出して破滅しても、幻想自警団は一切責任を持たないのであしからず。
2005/5/16