アチョ夫式トランプ占いの方法
ここではアチョ夫が昔使っていたトランプ(プレイングカード)占いの基礎的な知識を公開しておきます。
基本的にはタロットと占星術の影響を受けた考え方を採用しています。
スペード | ハート | クラブ | ダイヤ |
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理 | 情 | 人々 | 物質 |
ダイヤは「ダイヤモンド」という意味(経済的意味や物質的意味)に取るのが普通だろうが、特殊な意味では「線図」を表す「ダイヤグラム」もあるかもしれない。「お金」のイメージより「企画書」とか「設計図」のイメージが強いケースも考えられる。同様にクラブも、武器としての「棍棒」ではなく、人が集る意味の「倶楽部」の意味が強い。また、農具のイメージから、生命力などを意味することもあるかもしれない。
キング | クイーン | ジャック | ジョーカー |
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筋道を立てる 見通しを立てる 実現させる 全体を司る |
産む 形作る 育成する まとめる |
探る 調べる 求める 実行する |
白紙 無知 愚行 可能性 成長 変化 |
プロデューサー | ディレクター | 作業員 | 風太郎 |
10 | 9 | 8 | 7 | 6 | 5 | 4 | 3 | 2 | A |
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地球 | 月 | 水 | 金 | 日 | 火 | 木 | 土 | 黄道十二宮 | 銀河の星 |
地 | 産 | 知 | 感 | 和 | 割 | 保 | 限 | 性 | 現 |
左から地球に近い順です。月が「産」なのは新月から満月、満月から新月への変化のイメージからです。他には「媒体」としての意味もあります。古代ギリシア・ローマ的には「産(豊穣の女神)」、中世ヨーロッパ的には「媒体(心を映し出す鏡)」かもしれません。黄道十二宮の「性」は「サガ」と読みます。
ダイヤ以外のマークには上下があり、カードを見たときに逆さまのマークの数が多ければ逆位置、それ以外を正位置とし、両者が同じ数有るカード又はダイヤの多くは全て正位置として扱う。
コートカードも全て正位置として扱う。ダイヤの7だけは真中のダイヤが下に有る場合を逆位置とする。
正位置はカードの肯定的な側面、または表向きの意味を表し、逆位置はカードの否定的側面、または逆説的な意味を表す。
占いたい事柄を思い浮かべながら実行する。
初めに質問を声に出すと良い。
左の十字で現在を把握し、右の四枚で将来の結果を見る
尚、正位置、逆位置についてだが、必ずしも逆位置が悪い意味、否定的な意味となるわけではなく、ケースによって読み分ける必要がある。例えばジョーカーの逆位置を「高い人生経験」と読む事もできるし、ハートの7の逆を「現実的な視点」とか「リアリスト」などと読む事もできる。臨機応変に対応することが重要である。正位置についても、肯定的な意味ばかりではなく、臨機応変に読みたいところである
以上は全て方法論であり、占いが当たるかどうかとは全く関係が無い。占いの結果を真実だと誤解してはいけない。これは一つの筋道の可能性を提示しているだけで、真実とは全く関りが無い。故に、占いをする意味があると言えるのは、何か問題に遭遇し、自分一人の考えに寄掛りたく無い場合に他人の意見として占いの結果を参考にする、という場合だけである。
信じた者は救われないということを、術者は良く憶えておく必要がある。また、「信じる」「者」と書いて「信者」、すなわち「儲け」であることも、術者は心しなければならない。
占いは真実では無く、参考意見であること、これを忘れてはならない。さもなくば、別の術者の餌食になるのがオチである