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幻想自警団必読書【中級】

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聖書VS.世界史 (講談社現代新書)
キリスト教社会での世界観が理解できる。聖書の記述を正当化するために情報を捏造する姿勢などは、現代でも生き残っている。
魔女と聖女 ヨ-ロッパ中・近世の女たち (講談社現代新書)
キリスト教社会でのかつての<女性観>が理解できる。これは日本で言う<女性差別>などというレベルではない。海外の差別意識というのは日本人のそれを著しく凌駕しているのだが、その源流のようなものを知ることができる。
分裂病の少女の手記 改訂版―心理療法による分裂病の回復過程
純粋に分裂症の人間の書いた手記であり、心理学的な本であるが、ドラッグやカルトにおける宗教的体験と、精神分裂症との関連性などを考える際にはこういう詳述は非常に参考になる。また、カルトにハマった結果として精神分裂病になってしまった被害者がどういう症状に陥るのかを理解する際にも参考になるかもしれない。もちろん純粋に心理学的な視点から読んでも大変参考になる本である。ちなみに現在では精神分裂症のことは、統合失調症と言ったりするので注意。
自己啓発セミナー―「こころの商品化」の最前線 (新日本新書)
いわゆる「セミナー商法」の解説。催眠法を悪用したその手口は非常に悪辣で有害である。彼らがどうやって善良な市民を洗脳していくか、その詳細がわかる。
カルト資本主義 (文春文庫)
資本の中心にいる人物や労働者を利用する立場の人間ほど宗教や催眠に詳しい。ここではそういったカルトを操る資本家などの実体が詳細に語られる。我々消費者は常にそういった連中の術中に、はまらないように注意したいものである。
図解雑学 催眠 (図解雑学シリーズ)
催眠の概略が極めて平易に理解できる。この本を読めば催眠に対する誤解はほとんど無くなるだろう。
自己暗示〈新装版〉
自己暗示を利用した心理療法の古典。幻想自警団の術式は、かなりこの本からインスパイア(笑)されている。
新版 催眠法の実際 / 催眠誘導法の実際[DVD]
催眠法を全般的に解説している本を探した結果、この本に辿り着いた。ただし、内容は<古典催眠>なので、幻想自警団の考え方と異なる部分も有るが、実用上は問題無い。他にも重要な書籍があるのはわかっているが、とりあえず原理原則のようなものをこの本で学んでもらいたい。この本だけで、恐らく古典催眠を使えるようになるだろう。
イメージの心理学
この本は極めて重要である。特に、西洋の錬金術を心理学的に解釈する際に役に立つ。また、ユング心理学は超能力を研究した心理学だ、というような間違った理解をしている人間にも、この本を薦めたい。とにかくこの本だけは何としても読んでおきたい。
錬金術―おおいなる神秘 (「知の再発見」双書)
西洋魔術や魔法を考える上では錬金術は避けては通れない道である。この本は極めて平易に錬金術の重要なポイントを押さえつつ解説してくれる良書。図版も多く、読みやすい。

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